16w2dです。5か月目です。ついに、世間一般で言われる安定期に突入しました。
まぁ、医師に言わせると妊娠中は安定期なんて存在しないそうですが…。
そんな中、実は、昨夜と今朝ピンクのおりものが出ました。
もしや出血!?
安定期に入ったのに出血って大丈夫なの?
夜寝る前に出血があったので、かかりつけの産科に電話しようかと迷いましたが、産科で貰ったテキストには茶おりやピンクおりの場合は安静にして早めに受診するように書いてありました。
いずれにせよ、翌日は出生前診断の病院へ行く予定でしたので、一晩様子を見てそちらの病院で診てもらうことにしました。
そして翌日、出生前診断の羊水穿刺(せんし)をしてきました。
まず、病院の受付で夫婦連名の同意書を提出。
診察室へ入って直ぐに院長にピンクおりがあったことを伝えました。すると、
院長 「大丈夫ですよ。では、羊水検査に入りましょう」
とのこと。出血あるのに、本当に大丈夫なんだろうか…。
う~ん、少量だったし、院長が大丈夫と言っているのだから、大丈夫なのでしょう…。
靴下以外の下を脱いで内診台に上がると、胸の下まで服をまくりあげ、消毒液で汚れないように看護師さんがシートでカバーしてくれました。
腕は胸の上に置いて動かないようにしてくださいと指示がありました。
院長が経腹エコーで穿刺する場所を確認。
続いて、院長が医療用手袋を装着。
長いピンセットで摘ままれた綿の茶色のヨウ素で消毒。
ヨウ素で消毒した上にアルコールでも消毒。
どちらも綿にたっぷり染み込ませて消毒するので、背中までポタポタと消毒液が漏れてきました。
そして開封したての青い不織布がステンレス製の台に敷かれました。
そこに20、10、5㏄と思われるシリンジが開封されて、23と20ゲージと思われる注射針が開封されて装着されました。
シリンジも、注射針もリプロで自己注射しているピンクとブルーの接続部分がついたもの(NIPRO製のやつ)だったので、見馴れた感がありました。
ただ、見馴れた感があると言っても、ゲージは同じですが、針自体の長さはとんでもなく長い!!
20センチ位の長さで、ちょっとビビりました…。
そりゃ、皮下注射でなく、子宮まで届かなきゃいけないんだから、長い針だよね…。
注射針がセットされ、生理食塩水が注射の中に注がれました。
そして、私のお腹から首にかけて10x5センチ位の穴の開いた青い不織布が被せられました。
エコーの先端にゴムカバーが被せられました。
そのエコーで再度穿刺する場所を確認。
そして、先程の長~い針が登場。
麻酔の注射です(麻酔薬はいつの間にか注射器に注入されていたもよう)。
おへそより5センチ程下の左側の所に麻酔の注射がされました。
胎児と羊水は羊膜という膜に包まれています。その羊膜の外側には絨毛膜、脱落膜があり、さらに子宮壁があるそうです。
そんなわけで、お腹の皮膚を貫通した麻酔の注射針は、子宮壁を貫き、さらに3つの膜と貫きました。
痛みは思っていた程ではなく、自己注射の時と同じ程度でした。
ただ、注射針がブスブスと音を立てて入っている感覚はありました。
それぞれの箇所に麻酔が効くのを待ちながらなのか、30秒から1分位かけてゆっくり注射された感じでした。
麻酔薬の注射が終ると直ぐに羊水穿刺が始まりました。
先程と同じく長い針がお腹に…。
麻酔薬が効いていて膜を突き破る感覚は全くありませんでした。
針が羊水までたどり着くと、細いチューブを伝ってシリンジに羊水が吸いとられました。
その量は20㏄位。
1~2分位かけてゆっくりと吸われていきました。
羊水の色は、通常薄い黄色ですが、私の羊水は濃い黄色(黄土色っぽい)でした。
院長 「妊娠初期に出血がありましたよね?」
私 「はい。絨毛膜血腫と診断されました。」
院長 「その時の血の残りが出血としておりものがに混ざって出てきたんだね。羊水は通常薄い黄色なんだけど、血が混じっているので濃い黄色になってるね。菌が混ざっていないか、念のため検査に回しておきます。」
羊水穿刺の針を抜いたあと、羊水が別の2つのシリンジに取り分けられていました。
その間、ジーっと待ちました。
その後、医療用の大きな絆創膏を貼っていただき、腹が汚れないように残っている消毒液を拭き取り、羊水穿刺検査が無事に完了しました。
内診室を出て直ぐに回復室に案内されて、一時間ほどベッドで横になりました。
その際、お腹をさすると子宮が収縮しやすくなるので、注意するように看護師さんからアドバイスがありました。
一時間の休憩が終わり、再び内診室へ。
経膣エコーで、患部を確認。
特に異常は無いとのことでした。
更に、絆創膏を剥がして経腹エコーでも患部と子宮口を確認。
子宮口が短くなっていると流産傾向だそうですが、40ミリ以上あり、流産傾向は無しとの診断でした。
再び絆創膏をしていただき、完了。
問題が起こるときは2~3日後の場合が多いとのことで、明後日に再び内診をすることになりました。
絆創膏は防水ですが、今日はお風呂は禁止です。
今日は絆創膏は剥がさずにシャワーだけにして、明朝に絆創膏を剥がすようにということでした。
受けるまで緊張と不安で心が揺れていましたが、出生前診断の羊水穿刺検査を実際に受けてみると、取り越し苦労でした。
痛みは殆どなく、部分麻酔の影響でお腹に多少の違和感は感じますが、普通に歩いて帰ることができる程度です。
羊水を採ったので、胎児が動きづらくなるのが心配だったのですが、羊水は胎児のオシッコですので、直ぐに元の量に戻るそうです。
ただ、出生前診断の羊水穿刺検査や絨毛膜検査の安全性が確率されているとはいえ、やはり母体や胎児への影響を考えると、着床前診断の方が遥かにデメリットが少ないと感じました。
先日、神戸の大谷先生が産婦人科学会から処分を審議すると通知されたそうですね。
法的には着床前診断は違法ではありません。
単に産婦人科学会の倫理規定上の問題。
着床前診断は世界中で当たり前のように認められている(カソリックが多いイタリアでさえ宗教的な問題をクリアして合法だそう)。
出生前診断が認められているのに、着床前診断は認めない日本の産婦人科学会…。
明らかに矛盾する倫理観です。
私はどんな結果でも人工中絶するつもりは全くありませんが、出生前診断て染色体異常が出た場合は9割りの妊婦が人工中絶を選択するという現状。
一日も早く着床前診断が一部の方以外にも認めらてほしい。
晩婚化、それに伴う妊婦の高齢化、少子化などの社会状況。そして、出生前診断で染色体異常が出た場合の人工中絶を選択する人が多数だということ。
そのような人工中絶を選択した人だって、悩んで悩んで悩み尽くして、心と体に傷を負うことを選択した人が殆どだと思います。
そろそろ現状を踏まえて、着床前診断を希望する患者に適用できるように日本産婦人科学会が認めて欲しい。
そうすれば、女性の人権も守られますし、お腹の中で育っている命が大人の考え一つで奪われてしまうという現状の倫理上の問題が少しでも減るのではないでしょうか。
