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男性の不妊検査

2016/08/17

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診察

妊活は夫婦でするも。不妊の原因を女性にだけ求めようとしますが、原因不明を除くと全体的な不妊の原因の35%は男性にもあります。従って、不妊では女性だけが検査を受ければよいわけではありません。女性だけでなく、男性も不妊の検査を受けることが重要です。

男性不妊の大半は精子を作る機能に問題があると言われており、精液検査は必須です。また、最近は精子を作る機能だけでなく、仕事や人間関係でストレスを抱えたことによる心因性の勃起障害や射精障害なども増えてきています。

一般的に男性は女性と比べてプライドが高く傷つきやすい生き物と言われています。特に男性は生殖機能に対しては非常に敏感になりやすく、精神的なことが検査にも影響が出やすい傾向があります。従って、検査を受けるのがストレスとなり一度目の検査結果が良くないことも。そうすると二度と検査を受けたがらない方もいらっしゃいます。しかし、気分を変えて体調の良い時に検査すると全く違う結果が出ることもあります。一度良くない結果が出たとしても、冷静に受け止めてあまり気にせずに、再度検査を受けてみることをお勧めします。

 

男性が受ける主な不妊検査

精液検査

◆問診

◆内診

◆触診

◆尿検査

◆陰嚢部超音波検査

◆染色体検査

◆ホルモン検査(LH/FSH/プロラクチン/テストステロン※)

※テストステロンとは、代表的な男性ホルモンです。精巣から分泌され、がっちりした筋肉や骨格など男性的な体を作る役割を担っています。LHの刺激により分泌されFSHと共に精子の形成にも関与しています。

これらの検査は全てが必須なわけではありません。精液検査は必須ですが、基本的にその他の検査については精液検査の結果が悪い場合など男性不妊の可能性が高い場合にのみ行われます。

 

男性の不妊検査はどこで受けるの?

それでは、男性の不妊検査はどこで受けられるのでしょうか。

男性の不妊検査については、大きく分けると泌尿器科または産婦人科で受けることが出来ます。

そうはいっても、泌尿器科でも一般の泌尿器科では不妊治療の知識や経験が無い場合が多いため、男性不妊外来を併設しているところ若しくは生殖医療専門医がいる泌尿器科であるか事前に調べてから行くほうがよいでしょう。また、産婦人科でもタイミング法や人工授精を実施している病院であれば精液検査を受けることが出来ます。さらに、高度不妊治療を実施している産婦人科であれば、男性不妊外来を併設している所もあります。

生殖医療専門医へのリンク

男性心理からすると、産婦人科にはなかなか足が向かないかと思いますが、将来的に高度不妊治療を開始することになれば男性も感染症の血液検査の為に採血をしに行かなければなりません。不妊治療を実施している産婦人科でしたら土日は以外にもご夫婦で来ていらっしゃいます。あまり気にせずに行ってみてはいかがでしょうか。

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-不妊症の基礎知識, 不妊治療の検査

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