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いつ行けばいい?月経周期に合せて行われる不妊治療の検査

2016/08/08

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超音波

不妊治療で行われる検査の数々。これらの検査にはホルモン分泌が大きく関係しているため、月経周期ごとに検査が必要となります。そこで、月経中と月経後に行われる検査を見ていきましょう。

月経中に行われる検査

月経周期3日目(2または4日目でも可)

●卵巣機能検査

FSH(卵胞刺激ホルモン)

LH(黄体化ホルモン)

E2(卵胞ホルモン)

AMH(抗ミュラー管ホルモン)

プロラクチン検査(排卵障害・着床障害)

●甲状腺ホルモン

TSH(甲状腺刺激ホルモン)

T3・T4(甲状腺ホルモン)

これらの検査はすべて血液検査で行われます。

なお、タイミング法や人工授精の場合はAMHと甲状腺ホルモンの検査を行わない場合が多いです。

 

月経後に行われる検査

月経後に行われる検査は以下の通りです。

 

月経終了から排卵前までに行われる検査

●超音波検査

●卵管通水検査または子宮卵管造影

●子宮鏡検査

 

排卵前後に行われる検査

●超音波検査

●頸管粘液検査

●フーナー(フューナー)検査

●卵巣機能検査

E2(卵胞ホルモン=エストラジオール)

LH(黄体化ホルモン)

 

排卵後に行われる検査

●卵巣機能検査

E2(卵胞ホルモン=エストラジオール)

P4(黄体ホルモン=プロゲステロン)

 

フーナー検査はタイミング法の場合のみ検査します。卵巣機能検査は血液検査です。

 

月経周期全般

●基礎体温

●問診

●内診・超音波

●クラミジア抗原抗体検査

●感染症検査

●子宮頸がん検査、子宮体がん検査

●抗精子抗体検査

 

ワンポイントアドバイス!

タイミング法や人工授精の場合はAMHと甲状腺ホルモンの検査が行われない場合が多いですが、年齢が若くともこれらの数値が基準値以内でない場合はステップアップを急いだほうがよい場合があります。念のため検査してもらうようにしましょう。管理人の場合はAMHを検査しなかったために体外受精の治療開始が半年遅れました。不妊治療は年齢との勝負です。時間を無駄にしないように出来る検査はしてもらうようにしましょう。

また、卵管通水検査を進められた場合は子宮卵管造影に変更できるか医師に確認しましょう。検査の精度が違うためです(詳しい検査精度はこちらのページをご参照ください)。

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-不妊治療の検査

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