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自力で妊活!病院へ行く前に試すべきこと

2016/08/08

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自力

なかなか妊娠しない。そんな時、病院に行こうか迷いますね。

しかし、女性側に月経過多・過少、不正出血、おりものの異臭等の何かしらの異常が無い限り、病院に行く前にまずは家で出来ることを試してみてはいかがでしょうか。

それというのも、実は基本的なことができていないために妊娠しない方が意外にも多いからです。そのような場合は、この二点に気を付けるだけで、妊娠できる場合もあるのです。

その1. 男性側はできるだけ毎日射精する。

精子は毎日作られています。作られた精子が射精されずに溜まっていくと新しくできた精子を溜めるスペースに余裕が無くなってしまいます。

そして、古い精子から活性酸素が出てきて精子と精子を作り出す形成細胞自体にも染色体・DNA損傷などのダメージを与えてしまいます。ダメージを受けた精子は当然授精しにくくなりますし、授精したとしても育ちません。

仕事などで忙しく毎日射精することが難しくても、2~3日に1回でもいいので射精するように心がけてみてはいかがでしょうか。

 

その2. 排卵日だけでなく、2日に一回性交を持つ

排卵日を狙って性交を持つ方も多いのではないのでしょうか。実は、排卵日に性交をしても妊娠する確率は高くはありません。

一番妊娠率が高い性交日は、『排卵日の前日』と『前々日』です。

『排卵日』の性交でも妊娠自体はしますが、残念なことに妊娠6週までにその80%が化学流産や流産になります。

また、『排卵6日前以前』と『排卵1日後以降』の性交渉での妊娠率は0%です。

つまり、排卵する時に精子が周りに存在していないといけないのです。何故なら卵子は活性酸素によって急激に老化するからです。老化した卵子は授精しないか授精しても育ちません。

 

それでは『排卵日の前日』と『前々日』にだけ性交すればよいのでしょうか。

実はそうではありません。

ある論文では、子宮内膜が精液にさらされることにより免疫寛容となり着床が促進される可能性が指摘されています。そのため、排卵期に限らずいつでも性交を行っているカップルの妊娠率が高いという報告もあります。

つまり、精液にさらされることにより着床の準備がなされ、妊娠する可能性が上がるのです。

 

ワンポイントアドバイス!

このように『毎日の射精』を心がけてダメージのない精子を作り、『2日に一回性交する』ことにより老化する前の卵と出会うこと、そしてその受精卵が着床の準備が整った子宮内膜に到達することで妊娠しやすくなります。

年齢にもよりますが、女性が30代前半まででしたら一周期の妊娠の確率が15~20%と言われていますので5カ月ほど試してみて、妊娠しなければ病院に行くというのはいかかでしょうか。ただし、女性が30代後半以上ということであれば、加齢による卵子の老化との戦いになりますので、もう少し期間は短くても良いかと思います。

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-不妊症の基礎知識

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