AMH(アンチミュラー管ホルモン)とは?
2016/08/08
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AMH(アンチミュラー管ホルモン)とは?
AMH(アンチミュラー管ホルモン)とは、発育過程にある卵胞から分泌されるホルモンです。卵巣内の発育過程にある卵胞の数が多ければ値も高くなります。その為、卵巣の予備機能を知る指標になるとされており、体外受精における採卵前の卵胞刺激方法を判断する際の材料ともなるものです。
ピルなどを服用すると原子卵胞からの卵子の供給量が減少するため、ピル使用中のAMHは19%ほど低下すると言われています。
なお、AMHの数値は現在共有されている卵胞の数を推測できる数値であり、卵胞の残りの数を推測するための数値ではありませんので注意しましょう。
AMHの検査は採血で出来ます。検査の時期は出来るだけ生理中にするようにしてください。
平均AMH(年齢別)
年齢別のAMHの平均値を見てみましょう。
年齢 | AMHの値 |
~29歳 | 6.44 ng/mL以上 |
30~34歳 | 4.96 ng/mL以上 |
35~37歳 | 3.65 ng/mL以上 |
38~39歳 | 3.00 ng/mL以上 |
40~45歳 | 1.93 ng/mL以上 |
46歳以上 | 0.96 ng/mL以上 |
なお、単位については新しいタイプのng/mLと古いタイプのpmol/L(pM)の2種類があります。
換算方法は ng/mL = pM ÷ 7.14 です。
>>AMHの値別の妊娠率はこちら
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